◎墜落現場にたどり着いた地元住民と警察が6人全員の死亡を確認した。
ヒマラヤ山脈の最高峰エベレスト(Getty Images)

ヒマラヤ山脈の最高峰エベレスト(標高8848m)の南西に位置する山岳地帯に観光客を乗せたヘリコプターが墜落した。地元当局が11日、明らかにした。

それによると、このヘリにはネパール人パイロットとメキシコ国籍の観光客5人が搭乗していたという。

ネパールの民間航空局は声明で、「墜落現場にたどり着いた地元住民と警察が6人全員の死亡を確認した」と明らかにした。

ヘリは首都カトマンズに向かっていた。同局によると、11日の現地時間午前10時13分頃に連絡が途絶えたため、警察に通報し、捜索隊を現場周辺に派遣したという。

捜索隊のヘリはカトマンズから出発したものの、悪天候により、現場周辺に着陸できなかったとしている。

同局は声明の中で、「警察は遺体をヘリの着陸地点まで地上輸送する予定」と述べている。

ネパールでは今年1月にも乗客乗員72人を乗せた民間旅客機が墜落する事故が発生している。

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