ネパールと中国を結ぶ橋流失、18人行方不明、大雨で増水

流出したのはネパールのラスワガディーと中国の吉隆国境口岸を結ぶ橋。地元メディアによると、救助活動が進行中で、ネパール人12人と中国人6人が川に落ち、行方不明になったという。
2025年7月8日/ネパール、ラスワ郡の中国国境近く(AP通信)

ネパールと中国を結ぶ主要な橋が大雨による洪水で流され、少なくとも18人が行方不明になっている。ネパール当局が8日、明らかにした。

流出したのはネパールのラスワガディーと中国の吉隆国境口岸を結ぶ橋。地元メディアによると、救助活動が進行中で、ネパール人12人と中国人6人が川に落ち、行方不明になったという。

この橋は首都カトマンズの北方約120キロに位置する。

地元メディアによると、軍がヘリ部隊を投入し、孤立した人々を救助したという。

国境で検査を受けていたトラックと数軒の家屋も流されたと伝えられている。

中国側では数百台の電気自動車が国境検問所付近に待機している。

在ネパール・中国大使館によると、行方不明になった18人のうち、中国人1人とネパール人8人はネパール側で中国が支援する建設プロジェクトに従事していた作業員とのこと。

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