◎事件は南部ケララ州のコンベンションセンターで29日に発生。爆発により3人が死亡、50人が負傷した。
インドの警察当局は30日、宗教団体「エホバの証人」の集会所に爆発物を仕掛けた疑いで男を逮捕したと発表した。
事件はケララ州のコンベンションセンターで29日に発生。爆発により3人が死亡、50人が負傷した。会場には当時、数百人の信者が集まっていた。
地元メディアによると、逮捕されたのはエホバの証人の元信者とされる男。
男は警察に自首する前にフェイスブックにビデオ声明を投稿。「エホバの証人の教えは間違っていると感じたため、集会場を爆破した」と主張した。
男はこう述べている。「彼らは世界中の人々が滅んだ後も、自分たちは生きられると教えている。世界中の人々の破滅を切望する人々をどうすればいいのか。私は解決策を見つけることができなかった。私はこの考えが国にとって危険だと悟り、決断しました...」
警察は男が爆発に関与した可能性があるとみて捜査している。
エホバの証人はキリスト教のひとつだが、独特の信仰に導かれ、戸別訪問による布教活動で知られている。
インドにはエホバの証人の信者が6万人ほどいるとされる。