◎5人は今月6日に行方が分からなくなり、救助隊のヘリが8日に遺体を発見した。
ヒマラヤの高峰ダウラギリ(標高8167メートル)(Getty Images)

ネパールのヒマラヤ高峰ダウラギリ(Dhaulagiri)で死亡した5人のロシア人登山家の遺体が収容され、首都カトマンズに空輸された。当局が16日、明らかにした。

それによると、遺体はベースキャンプから救助ヘリによって収容された。その後、カトマンズの空港から市内にある大学病院の安置所に運ばれた。

5人は今月6日に行方が分からなくなり、救助隊のヘリが8日に遺体を発見。悪天候などの影響により、収容に時間がかかった。

5人のうち2人は頂上に到達したが、他の3人はベースキャンプの仲間と連絡を取り、引き返していた。しかし、5人は消息を発ち、ベースキャンプの仲間が通報した。

秋の登山シーズンは先月始まった。ヒマラヤは混雑しておらず、許可料も春に比べると安い。

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