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ローマ教皇レオ14世、11月にアルゼンチン初訪問へ、ペルーでは宣教師時代の足跡を再訪

今回の歴訪はレオ14世にとって教皇としての中南米外交だけでなく、司祭・司教時代に築いた地域社会とのつながりを改めて確認する旅となる。
2026年9月20日/バチカン、ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世(AP通信)

ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世(Pope Leo XIV)が11月6~17日、ウルグアイ、アルゼンチン、ペルーの3カ国を歴訪する。2025年の就任後初となる中南米訪問で、12日間にわたり約3万1000キロを移動する過去最長の外遊となる。米国生まれの教皇にとって、ペルーは約20年間にわたり司祭や司教として活動した土地であり、今回の訪問は自身の宣教活動の原点をたどる機会となる。

最初の訪問国となるウルグアイには11月6~8日に滞在する。首都モンテビデオでは、麻薬取引やギャングによる暴力が問題となっている貧困地区の教区を訪れるほか、ウルグアイの守護聖人「33人の聖母」に関連する祝日に合わせて行事にも参加する。ウルグアイへのローマ教皇訪問は、1988年のヨハネ・パウロ2世以来となる。

その後、8~11日にアルゼンチンを訪問する。アルゼンチンは前教皇フランシスコの母国だが、フランシスコは2013年に教皇に選出されて以降、一度も帰国しなかった。レオ14世は首都ブエノスアイレスでミレイ(Javier Milei)大統領と会談する予定で、緊縮財政を進める政権と、貧困層への支援を重視するカトリック教会との関係も注目される。

アルゼンチンでは、ブエノスアイレス近郊にある障害者向け施設も訪れる。この施設では300人以上が暮らしており、障害者向け予算削減が国内で議論される中での訪問となる。また、ブエノスアイレスのスペイン人記念碑では、1982年のフォークランド紛争中にヨハネ・パウロ2世が祈りをささげた場所でミサを行う予定だ。

11~17日のペルー訪問では、レオ14世が司教を務めたチクラヨが主要な訪問地となる。かつての教会や学校を再訪し、その後、最大100万人が集まると見込まれるミサを行う。さらにアンデス地方やアマゾン地域も訪問し、ペルーの先住民文化にも焦点を当てる。

今回の歴訪はレオ14世にとって教皇としての中南米外交だけでなく、司祭・司教時代に築いた地域社会とのつながりを改めて確認する旅となる。

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