ブラジル大統領選、ルラ氏とフラビオ氏の支持率拮抗=ネクサス世論調査
1回目の投票を想定した調査では、ルラ氏が41%で首位、フラビオ氏が37%で続いた。
とフラビオ・ボルソナロ上院議員(Bloomberg).jpg)
ブラジルで10月に行われる大統領選をめぐり、現職のルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領と右派のフラビオ・ボルソナロ(Flávio Bolsonaro)上院議員が激しく競り合っている。調査会社ネクサスが24日に公表した最新の世論調査では、両氏が決選投票に進んだ場合、ルラ氏が46%、フラビオ氏45%となり、誤差の範囲内で事実上の互角となった。
1回目の投票を想定した調査では、ルラ氏が41%で首位、フラビオ氏が37%で続いた。ルラ氏は左派・中道左派の有権者を基盤とする一方、フラビオ氏は右派勢力を代表している。
今回の調査は8月21~23日に2006人を対象に電話で実施され、誤差は2ポイント、信頼水準は95%だった。ルラ氏とフラビオ氏の接戦は今回に限ったものではなく、直近の複数の世論調査でも決選投票では両氏が統計上の互角に近い位置にある。
8月21日に公表されたデータフォーリャ調査では、決選投票でルラ氏47%、フラビオ氏43%となり、ルラ氏がややリードしているものの、選挙戦の行方を断定できるほどの差ではない。
ブラジル大統領選では、1回目の投票で過半数を得る候補がいなければ上位2人による決選投票が行われる。現時点ではルラ氏が数字の上では先行しているものの、フラビオ氏との差は小さく、今後の選挙運動や中道層の動向が勝敗を左右する可能性が高い。
10月の投票に向け、左派と右派の対立を軸とした激しい選挙戦が続く見通しだ。
