アルゼンチンの伝説、ディエゴ・マラドーナ氏の遺体と記念撮影した葬儀社の社員が、ファンに許しを求めた。
マラドーナ氏の弁護士、マティアス・モーラ氏は、「写真を撮影した悪党に対して行動を起こす」と誓約した。
ソーシャルメディアに流出した写真はアルゼンチン市民の怒りに触れ、大混乱を引き起こしている。
クラウディオ・フェルナンデス氏はラジオ10の取材に対し、「私とふたりの息子は葬儀社を解雇された」と語った。
画像の1つには、棺に納められたマラドーナ氏の横で親指を立てるフェルナンデス氏の息子が写っている。
フェルナンデス氏は、息子が写真を撮るとは思っていなかったと主張。また、マラドーナ氏が1976年にプロデビューしたエルパターナル地区の人々から脅迫されていると述べた。
クラウディオ・フェルナンデス氏:
「一瞬の出来事だった。私は頭を上げたばかりだった。私の息子は親指を上げて写真を撮った」
「地区の住民は私を知っている。彼らは私たちを殺し、頭を壊すと言った」
セペリオス・ピニエ葬儀社は解雇した3人について、「棺の移送を手伝った外注の従業員」と述べた。
葬儀社のマネージャー、マティアス・ピコン氏はTNニュースチャンネルに、「同社は写真に打ちのめされている」と語った。
マティアス・ピコン氏:
「マラドーナ氏の家族は同社を完全に信頼していた。私たちはひどく打ちのめされている」
「私の父は泣いている。私も泣いている。私の兄弟も。私たちの心は破壊された」