チリ・エルテニエンテ銅鉱山操業再開、崩落事故で6人死亡
エルテニエンテ鉱山では7月31日に崩落事故が発生。作業員6人が死亡した。
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チリ中央部のエルテニエンテ鉱山が14日、操業を再開した。国営銅生産会社コデルコが明らかにした。
エルテニエンテ鉱山では7月31日に崩落事故が発生。作業員6人が死亡した。
チリ中央部では7月31日の現地時間午後5時34分にマグニチュード5.0の地震が発生。この直後に坑道の一部が崩落したとみられる。
崩落の原因は分かっておらず、当局が現在も調査を進めている。
コデルコはこの事故を受け、操業を停止。エルテニエンテ鉱山には世界最大の銅鉱床がある。
この操業停止により、約3億ドル相当の損失が発生した。
地元メディアによると、オヒギンス州警察は業務上過失致死傷を視野に捜査している。
チリは世界最大の銅生産国。米国への精製銅の最大の輸入国でもある。
トランプ米政権は今月、銅線や銅管、銅を多く含むケーブルなどの製品に50%の関税を課した。