◎15~18歳の生徒がイベント用の火炎瓶を作っていたところ、爆発した。
2024年10月23日/チリ、首都サンティアゴ中心部、爆発があった高校敷地内(AP通信)

南米チリ・サンティアゴ市内の公立高校で手製の火炎瓶が爆発し、生徒少なくとも34人と教師1人が負傷した。消防が23日、明らかにした。

それによると、現場は市中心部にある公立高校の男子トイレ内。15~18歳の生徒がイベント用の火炎瓶を作っていたところ、爆発したという。

消防は声明で、「生徒少なくとも34人と教師1人が負傷し、うち数人が意識不明の状態で病院に搬送された」と述べた。

警察が現場を封鎖。火炎瓶の材料とみられる瓶や燃料缶を押収した。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「少なくとも11人が呼吸器系に影響を及ぼす火傷を負い入院した」と伝えている。

また、生徒を助けようとした教師1人が負傷、入院した。消防がすぐに炎を消し止め、現場周辺の道路を封鎖した。

報道によると、生徒たちは卒業生向けの送別会で火炎瓶を使う予定だったという。

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