▽ジモラエス判事は先月、ランブルが司法命令に従わなかったとして、同国での利用を禁じた。
.jpg)
ブラジルの最高裁判所が7日、米国のオンライン動画共有プラットフォーム「ランブル」の国内利用を禁じるというジモラエス(Alexandre de Moraes)判事の決定を支持した。
TVグローボによると、ジモラエス氏を除く判事4人のうち2人が決定に賛成したという。残り2人は14日までに投票する必要がある。
ジモラエス氏は先月、ランブルが司法命令に従わなかったとして、同国での利用を禁じた。
ランブルは右派に人気の動画プラットフォーム。ブラジル最高裁はヘイトスピーチと虚偽の情報を広めた疑いで本国で捜査を受けているブラジル人ユーザーのアカウントをブロックするよう命じている。
ジモラエス氏はランブルに対し、法定代理人を指名し、未決の罰金の支払いを含むその他命令に従うよう命じた。通信当局はこの決定を受け、ランブルを遮断した。
トランプ(Donald Trump)米大統領の新興メディア企業「トランプ・メディア&テクノロジー・グループ(TMTG)」とランブルはその語、ブラジル最高裁の命令差し止めを求める訴状を米国の裁判所に提出した。
ブラジル最高裁は昨年、ヘイトスピーチ規制に関する命令に従わなかったことに加え、法律で義務付けられている法定代理人の選出を怠ったとして、1カ月以上にわたってX(旧ツイッター)をブロックした。
ブラジルの法律では外国企業は現地で事業を行う際、法定代理人を置くことが義務付けられている。