◎トランプ氏は先週初め、メキシコとカナダの麻薬・移民流入対策に不満を示し、1月20日の就任初日にカナダ、メキシコ、中国の全輸入品に関税を課すと表明した。
2024年11月29日/米フロリダ州のマー・ア・ラゴ、トランプ次期大統領(右)とカナダのトルドー首相(AP通信)

カナダのルブラン(Dominic LeBlanc)公安相は3日、トランプ(Donald Trump)次期米大統領が11月29日の夕食会で「カナダを51番目の州にする」と冗談を言ったと明らかにした。

トランプ氏とカナダのトルドー(Justin Trudeau)首相はこの夕食会で移民や麻薬問題について話し合った。

ルブラン氏はフォックスニュースのインタビューで、「トランプ大統領はカナダを米国の51番目の州にするとジョークを言い、笑いを誘った」と語った。

またルブラン氏は「トランプ大統領は私たちをからかい、その後、様々な話題について話した」と述べた。

トランプ氏は先週初め、メキシコとカナダの麻薬・移民流入対策に不満を示し、1月20日の就任初日にカナダ、メキシコ、中国の全輸入品に関税を課すと表明。カナダとメキシコは25%、中国には10%の追加関税を課すとしている。

ルブラン氏はトランプ氏の邸宅マー・ア・ラゴでの夕食会について、「非常に有意義であり、楽しい3時間だった」と語った。

またルブラン氏は「あのような冗談を言うことができるほど、両国の関係は良好である」と強調した。

トランプ氏は3日、自身のソーシャルネットワーキングサービス「トゥルース・ソーシャル」に声明と写真を投稿。人工知能(AI)が生成したカナダ国旗を横に置いて山の上に立つ自分の写真と「Oh カナダ!」と投稿した。

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