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米ミシガン州で銃撃事件相次ぐ、6人死亡、24歳男逮捕

容疑者に前科はなく、事件当時は単独で行動していたとみられる。
パトライト(Getty Images)

ミシシッピ州クレイ郡で1月9日夜、複数の銃撃事件が発生し、6人が死亡した。地元当局は10日、ダリカ・M・ムーア(Daricka M. Moore、24歳)容疑者を殺人容疑で起訴したと発表。事件は複数の地点で起きたと報告されている。

クレイ郡保安官事務所は声明で、「被害者の多くが容疑者の親族であった」と述べた。6人の中には7歳の子供も含まれていた。

同事務所によると、事件は郡内の複数の住宅付近で発生したとされ、地元コミュニティを震撼させた。犠牲者のうち4人は容疑者の家族で、7歳の子供は容疑者の従兄弟であった。残る2人は容疑者とは血縁関係のない成人と報じられている。

容疑者は現場から逃走した後、10日未明に逮捕された。容疑者には第1級殺人罪が適用され、捜査が進む中で死刑適用も可能な極悪殺人(キャピタル・マーダー)への切り替えが検討されている。

保安官事務所によると、容疑者に前科はなく、事件当時は単独で行動していたとみられる。動機については現在も捜査中で、当局は家庭内での事情や精神状態など幅広い観点から調査を進めている。容疑者は近く裁判所に出廷する予定だ。

事件の現場となったのは人口約2万人のクレイ郡ウエストポイント近郊の地区。同地域は東部アラバマ州境に近い農村部である。銃撃が発生した各地点は住宅が点在するエリアで、容疑者は各地で発砲したとされる。

地元メディアによると、別の子供とその母親が現場に居合わせたものの、ケガを免れたという。事件後、捜査当局は周辺住民に情報提供を呼びかけ、目撃情報の整理と証拠の確保を進めている。

クレイ郡保安官事務所はフェイスブックへの投稿で、「地域社会で多くの無実の命が失われたことは悲劇だ」と述べ、遺族や被害者のために祈りを呼びかけた。また、ミシシッピ州捜査局(MBI)も捜査に協力しており、今後の記者会見で更なる詳細が発表される予定だ。

この事件は、家庭内や知人関係をめぐる銃撃事件の一つとして注目され、銃規制や地域の安全対策に対する議論が改めて浮上する可能性がある。

当局は容疑者の認否を明らかにしていない。

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