◎ロズウェルの24時間雨量は1901年に記録した140ミリを上回る150ミリに達した。
2024年10月20日/米ニューメキシコ州ロズウェル、大雨により冠水した道路(AP通信)

ニューメキシコ州ロズウェルで大雨による洪水が発生し、少なくとも1人が死亡、300人近くが州兵によって救助された。地元当局が20日、明らかにした。

雨は19日午前から一晩中降り続き、ほぼすべての道路が水浸しになった。

ロズウェル市の広報担当はABCニュースの取材に対し、「冠水した道路に車で突っ込み動けなくなった人や、建物に取り残された人が大勢救助された」と語った。

捜索救助活動は夜通し続けられた。自治体によると、警察、消防、州兵、その他関係機関が参加しているという。

国立気象局(NWS)は19日午後に大雨洪水警報を出している。

それによると、ニューメキシコ州の雨量は多いところで230ミリに達したという。

ロズウェルの被害は特に深刻で、多くの民家や企業が被害を報告。数十の建物で浸水が確認された。

NWSは21日まで雨が続くとして、州中央部、北東部、南東部の警報を継続中だ。

ロズウェルの24時間雨量は1901年に記録した140ミリを上回る150ミリに達した。

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