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米ニュージャージー州の警察署長が家庭内暴力で逮捕

起訴されたのはトトワ警察署のカルメン・ベネチアーノ(Carmen Veneziano、47歳)被告。マサチューセッツ州サフォーク郡の大陪審により誘拐と家庭内暴力の罪に問われている。
パトライトと規制線5(Getty Images)

ニュージャージー州トトワの警察署長がマサチューセッツ州で家庭内暴力容疑により逮捕・起訴された。検察当局が21日、明らかにした。

それによると、起訴されたのはトトワ警察署のカルメン・ベネチアーノ(Carmen Veneziano、47歳)被告。マサチューセッツ州サフォーク郡の大陪審により誘拐と家庭内暴力の罪に問われている。

検察によると、事件は9月14日にボストン中心部の地区にあるホテルの客室で発生。被告は同室にいた女性を午前3時30分頃から約2時間にわたり拘束し、身体的な暴行を加えた疑いがあるという。検察はこの行為が誘拐および家庭内暴力に該当するとしている。

起訴状の内容について、現時点で詳細な説明は行われていないが、いずれも重罪に分類されるものである。被告は12月19日にニュージャージー州内で逮捕された。今後、サフォーク郡の裁判所で初公判が行われる予定である。

トトワの市長は声明で、署長の逮捕と起訴を受け、同日付で停職処分にしたと表明した。また市長は「告発内容は極めて深刻である」と述べ、法的手続きが終了するまで署長職から外す判断をしたと説明した。そして、署の業務に支障が出ないよう、署長代行を任命する意向を示した。

被告は2020年3月にトトワ警察署長に就任して以来、治安維持にあたってきた。経歴については公的な情報が限られているものの、地域社会で比較的長期間にわたり警察署を率いていたとされる。今回の起訴は地方警察の幹部が他州で起こしたとされる犯罪行為が公となった稀なケースであり、法的および行政的な影響が注目されている。

被告が起訴内容に対してどのような弁明を行うか、弁護側の対応も今後の焦点となる見込みである。被害者とされる女性の身元や現在の状況については報道されておらず、捜査当局はプライバシー保護を理由に詳細を明かしていない。裁判は来週にも開始される見込みで、司法当局は引き続き慎重に手続きを進めるとしている。

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