◎期日前投票を済ませた人は全国で8300万人超。うち約4500万人が直接投票、3800万人が郵送で投票した。
米大統領選の投票が進む中、登録有権者約1億6142万人のうち、8300万人以上が期日前投票を行ったことが明らかになった。
現地メディアによると、結果を左右する激戦7州のひとつ、ジョージア州では400万人以上が期日前投票を済ませたにもかかわらず、各地の投票所には長蛇の列ができたという。
フルトン郡アトランタの主要投票所には午前7時の投票開始から行列ができ、3万人近くが直接投票を行ったとみられる。
フルトン郡の選挙管理委員会によると、5日朝、少なくとも5件の爆破予告があり、そのうち2件で調査が行われ、選挙スタッフらがそれぞれ約30分間、投票所から離れるよう有権者に促したという。
警察が調べた結果、爆発物は見つからなかった。
各地の投票所には警備員が常駐しており、第三者が投票スペース以外に立ち入ることはできない。
フロリダ大学の研究グループによると、期日前投票を済ませた人は全国で8300万人超。うち約4500万人が直接投票、3800万人が郵送で投票したという。
8300万人のうち約37.7%が登録民主党員、35.9%が登録共和党員であった。
2020年の期日前投票はパンデミックの影響により、初めて1億人を超えた。
2020年の投票率は過去最高の66%。バイデン氏の得票率は51.31%、トランプ氏は46.85%であった。