米国の麻しん感染者5000人突破、45州で確認、死者は8人に

2026年の国内感染者数は11月5日時点で5182人に達し、45州とワシントンDCで確認された。
麻しん(はしか)ウイルス(ABCニュース)

米国で麻しん(はしか)の感染が拡大している。疾病対策センター(CDC)の最新データによると、2026年の国内感染者数は11月5日時点で5182人に達し、45州とワシントンDCで確認された。米国を訪問した外国人旅行者の感染も18人報告されている。

今年の麻しん関連の死者は8人となった。内訳はペンシルベニア州が6人、ニューヨーク州とウィスコンシン州が各1人。今週にはニューヨーク州で30年以上ぶりとなる死亡例が確認された。また、ペンシルベニア州では未接種の市民が死亡、ウィスコンシン州でも乳児の死亡が報告された。

CDCは8人のうち4人が麻しんにより死亡したと報告しており、死者数は今後変更される可能性があるとしている。

感染者の約96%はワクチン未接種者、または接種状況が不明な人だった。麻しん・おたふく風邪・風疹を予防するMMRワクチンを1回接種した人は2%、推奨される2回接種を完了した人も2%だった。感染者のうち最も多い年齢層は5~19歳で、全体の11%以上が入院している。5歳未満の子どもでも10人に1人以上が入院した。

CDCによると、MMRワクチンは1回接種で93%、2回接種で97%の麻しん予防効果がある。一方、2025~26年度の米国の幼稚園児の接種率は92.4%に低下し、コロナ禍前の2019~20年度の95.2%を下回った。ワクチン接種率の低下が続く中、感染拡大への警戒が強まっている。

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