◎州当局が新婦の申し出を受け調査した結果、結婚式に食事を提供したケータリングレストランの肉の保管方法に問題があることが判明した。
海岸で行われた結婚式(Getty Images)

アイオワ州の結婚式に出席した50人以上が体調を崩したようだ。現地メディアが24日に報じた。

AP通信によると、新郎を含む51人が食中毒のような症状を訴えたという。重症化した人はいなかったようだ。

州当局が新婦の申し出を受け調査した結果、結婚式に食事を提供したケータリングレストランの肉の保管方法に問題があることが判明した。

地元紙デモイン・レジスター(Des Moines Register)は新婦の話しとして、「結婚式の翌朝、夫が体調を崩し、その後、式に出席した人も体調を崩したことを知った」と伝えている。

食中毒のような症状を訴えた人は51人にのぼり、中には2日以上寝込んだ人もいたようだ。

新婦は食事を提供したケータリングレストランに連絡を入れたものの、納得のいく回答が得られなかったため、州の保健所に連絡した。

当局が立ち入り調査に入った結果、豚のヒレ肉の保管方法に問題があることが判明。それ以外にも違反が見つかった。

それによると、この店はヒレ肉を7.1度の冷蔵施設で保存していたという。アイオワ州は食肉を5度以下で保存するよう州法で義務付けている。

トマトも必要以上に高い温度で保管されていた。

当局によると、レストランはその場で違反を是正したという。デモイン・レジスターは新婦の話しとして、「レストランが誠実に対応しない場合は弁護士と相談する」と報じている。

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