ハリケーン・ノロ、ハワイ島で大雨の恐れ、メキシコ沖では超大型のポロが猛威
ノロは25日朝、ハワイ島の南方約298キロの海上を北東へ進んでいた。
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米ハワイ州のハワイ島で25日、ハリケーン・ノロの接近を受け、住民が洪水や土砂災害への警戒を強めた。一方、メキシコ西岸では大型ハリケーン・ポロが猛威を振るっている。
ノロは25日朝、ハワイ島の南方約298キロの海上を北東へ進んでいた。最大風速は40メートルで、25日夜からハワイ島で風が強まると予想されている。その後、進路を西へ変え、島から離れる見通しだが、26日にはさらに勢力を強め、カテゴリー2~3になる可能性があると国立ハリケーンセンター(NHC)は予測した。
特に懸念されているのが降雨だ。ハワイ島東部と南部では250~380ミリの雨が予想され、多い場所では640ミリに達する可能性がある。マウイ島でも大雨による洪水や土砂災害が予想されている。最大瞬間風速は陸上で25~30メートルに達する可能性があり、倒木や停電に注意が必要だ。
ハワイ州政府は緊急事態を宣言し、230人を超える州兵を動員した。学校は休校となり、ハワイ郡は洪水の危険が高い地域の住民に避難所などへの移動を検討するよう呼びかけている。ハワイ島南東部は8月にもハリケーン・ララによる大雨の影響を受けた地域で、地盤が緩んでいる可能性があることから、今回の降雨による洪水や土砂災害への懸念が強まっている。
メキシコではカテゴリー5のハリケーン・ポロが西岸に大雨と高波をもたらしている。ポロの最大風速は80メートルに達し、24日にはミチョアカン州の沿岸地域で海水が住宅地に流れ込み、家具や木材が道路に散乱した。沿岸部では住民が土のうを積み、避難所が開設されたほか、約1万5000人の治安要員が配備された。
ポロは今後、バハ・カリフォルニア半島へ向かい、27日から28日にかけて接近すると予想されている。また、太平洋ではハリケーン・オダリスも発生しており、複数の強力な熱帯低気圧が同時に活動する状況となっている。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
