◎現場はルイビル郊外の着色料を製造する工場の敷地内。12日の午後3時頃に大きな爆発が起きた。
米ケンタッキー州ルイビルの工場で爆発があり、少なくとも11人が負傷した。警察が12日、明らかにした。
それによると、現場はルイビル郊外の着色料を製造する工場の敷地内。12日の午後3時頃に大きな爆発が起きたという。
ABCニュースは関係者の話しとして、「工場の従業員とみられる11人が病院に搬送され、うち2人が意識不明の重体」と伝えている。
爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が調べている。火災は発生しなかった。
報道によると、この工場は食品などに使用される着色料を製造しているという。
当局は爆発後、半径2キロ圏内の住民に避難命令を出したが、その後解除した。
アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)が現場に担当官を派遣し、重大事故として調査している。
ATFのルイビル事務所によると、危険物が流出した兆候は今のところ確認できず、周辺の大気質にも変化は見られないという。