フランス中部で24人がハチに刺される、3人重体 スズメバチか
約30分間にわたり、通行人がハチに刺された。
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フランス中部オーリヤックで24人がハチに刺され、3人が重体となっている。地元当局が7日、明らかにした。
それによると、事件は市内の通りで6日午前に発生。約30分間にわたり、通行人がハチに刺されたという。
消防隊と医療チームが現場に急行し、被害者を救助。警察はハチが攻撃を停止するまで安全区域を設定した。
意識不明の重体となっている3人は地元の病院に搬送された。
オーリヤックの市長はフランス3の取材に対し、「市内のホテル屋上に設置されたミツバチの巣を脅かすオオスズメバチが通行人を襲ったようだ」と語った。
消防によると、78歳の男性は少なくとも25回刺されたという。
オオスズメバチは7月から10月にかけて、女王バチの産卵活動が活発になるため、働きバチが巣を守ろうと攻撃的になる傾向がある。
AFP通信は目撃者の話しとして、「ハチはある時点で突然攻撃的になり、通行人を次々に襲った」と伝えている。