フランス・サルコジ元大統領、仮釈放の可能性、9月に実刑判決
裁判所は9月末、サルコジ氏が大統領選挙をめぐり、側近がリビアに違法な資金の提供を働きかけるのを容認したとして、禁錮5年の実刑判決を言い渡した。
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フランス・パリの裁判所が10日、サルコジ(Nicolas Sarkozy)元大統領を釈放するかどうか決定する。
裁判所は9月末、サルコジ氏が大統領選挙をめぐり、側近がリビアに違法な資金の提供を働きかけるのを容認したとして、禁錮5年の実刑判決を言い渡した。
サルコジ氏はリビアのカダフィ政権から違法な資金提供を受けたとされる。
サルコジ氏は10月21日にパリ市内のラ・サンテ刑務所に収監された。
警察はサルコジ氏を警護するため、隊員2人をラ・サンテ刑務所に配備している。
サルコジ氏の弁護団は判決を不服として控訴するとともに、早期釈放の申し立ても行っている。地元メディアによると、控訴審は来年春頃に開かれる予定だ。
パリ裁判所は10日に仮釈放請求を審理し、同日中に判断が下される見通しである。
サルコジ氏は無罪を主張。実刑判決と控訴審までの収監の両方に異議を唱えている。
サルコジ氏は独房ではなく特別棟に収監されている。
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フランス・サルコジ元大統領に禁錮5年の実刑判決、これまでの経緯
フランスの大統領経験者が刑務所に収監されるのは初めて。 フランスのサルコジ元大統領(ロイター通信) フランス・パリの裁判所
