ポーランドで2日連続の学校襲撃、1人死亡、15歳の元生徒逮捕、模倣犯への懸念高まる
容疑者は頭部に装着するカメラを身につけ、刃物を複数所持していたとされる。
.jpg)
ポーランド・ワルシャワ北東部の地区にある小学校で8日、15歳の元生徒が刃物で学校関係者を襲い、37歳の女性職員1人が死亡、2人が負傷した。前日にも職業訓練校で刃物による襲撃が起きており、2日連続の学校襲撃となった。警察は15歳の元生徒を逮捕した。
今回の事件は午前9時ごろに発生した。容疑者は頭部に装着するカメラを身につけ、刃物を複数所持していたとされる。校長は悲鳴を聞いて現場に駆けつけ、ケガを負いながらも容疑者を取り押さえた。別の教師も制圧に加わり負傷した。
事件を受け、トゥスク(Donald Tusk)首相は緊急閣議を開き、模倣犯による連鎖を懸念していると表明した。警察は今回の事件と前日の事件がインターネット上の「チャレンジ」と関連している可能性について捜査している。実際に襲撃の様子が撮影されたかどうかは明らかになっていない。
7日には北東部オストロウェンカの職業学校で19歳の男が刃物で人々を襲い、本人を含む10人が負傷した。負傷者には生徒5人、教師2人、通行人2人が含まれ、容疑者も自傷したとされる。警察は現場で容疑者を取り押さえ、かばんから爆発物とみられる装置も見つかった。
さらに中部地方では、17歳の少年が学校で「危険なこと」を計画した疑いで拘束された。内務省によると、電子機器から学校で暴力行為を実行する方法を検索した記録が見つかり、2本のナイフが押収された。
相次ぐ事件を受け、トゥスク氏は警察に学校周辺のパトロールを強化するよう指示した。ポーランドでは近年、攻撃を準備した疑いで10代の若者が摘発される事例が相次いでおり、学校の安全確保とインターネット上で暴力を助長する動きへの対策が急務となっている。
