◎モスクワのモールで火災が発生したのはこの1週間で2度目。
ロシアの国営メディアは12日、モスクワ東部郊外のショッピングモールで火災が発生したと報じた。
モスクワのモールで火災が発生したのはこの1週間で2度目。北西部で9日に発生した火災では男性警備員1人が死亡、延べ床面積1万7000mの建物が全焼した。
報道によると、12日の火災は建築資材や装飾品を扱うモールの倉庫で発生したという。その後、モール本体に延焼したものの、全焼は免れたようだ。
国営テレビは関係者の話を引用し、「警備員が煙を吸って医療機関に搬送されたものの、命に別状はない」と報じている。
火災は通報から数時間後にほぼ鎮火したと伝えられている。
消防は声明で、「電気系統が火元とみられる」と発表。鎮火を確認したのち、詳細調査を行うとした。
9日に発生した火災の火元はモール内で行われた溶接作業の火花と伝えられている。