◎事故は首都ティラナの南東約240キロで発生。セダンが土手を駆け下り、河川敷に突っ込んだ。
アルバニア南東部の河川敷に車が突っ込み、移民とみられる7人と運転手が死亡した。警察当局が2日、明らかにした。
それによると、事故は首都ティラナの南東約240キロで発生。セダンが土手を駆け下り、河川敷に突っ込んだという。
警察の広報担当は記者会見で、「8人全員の死亡を確認し、うち7人は不法移民とみられる」と明らかにした。
それによると、セダンは事故現場近くに設置されていた警察の検問所で止まらず、そのまま走り去ったという。
パトカーがセダンを追跡、まもなく河川敷に突っ込んだ。
広報担当によると、運転手はアルバニア人。セダンはレンタカーで、ティラナ在住の26歳男性が借りていた。警察がこの男性から事情を聞いている。
トルコからギリシャに入った移民(主にシリア人)の一部はアルバニアを経由して西欧に向かう。このルートの取り締まりは厳しく、利用する者は少ない。