15歳生徒が学校職員刺殺、逮捕 フランス・パリ
事件は手荷物検査中に発生。生徒が突然ナイフを取り出し、補助員を刺した。
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フランス・パリ東部の学校で15歳の生徒が学校職員を刺殺した。警察が10日、明らかにした。
事件は手荷物検査中に発生。生徒が突然ナイフを取り出し、補助員を刺した。
警察によると、手荷物検査を手伝っていた警察官が生徒を取り押さえる際、軽傷を負ったという。生徒は現行犯逮捕された。
マクロン(Emmanuel Macron)大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「生徒たちを見守ってきた教育補助員が無意味な暴力の犠牲になった」と書いた。
フランスでは学校暴力への懸念が高まっている。
教育省は今年、一部の学校で手荷物検査を導入した。
内務省は10日の声明で、「過去2ヶ月間の検査で186本のナイフを押収し、32人が逮捕された」と明らかにした。
西部ナントの高校で4月に発生した事件では同校の男子生徒が4人を刺し、1人が死亡、3人が負傷した。