▽現場はナント市内にあるカトリック系の私立高校。男子生徒が昼休みにナイフで4人を刺した。
フランス西部ナントの高校で男子生徒が他の生徒4人を刺し、少なくとも1人が死亡、3人が負傷した。警察が明らかにした。
それによると、現場はナント市内にあるカトリック系の私立高校。男子生徒が昼休みにナイフで4人を刺した。
教師たちが生徒を取り押され、その後、警察が逮捕した。
フランス・テレビジョンは容疑者を知る生徒の話しとして、「彼は犯行直前に全生徒に宛てた不特定の苦情メールを送っていた」と伝えている。
警察が現場を確保して尋問を行う間、高校は生徒を屋内にとどめ、心配した保護者たちが外で待っていた。高校周辺には軍兵士と警察官が配備され、物々しい雰囲気に包まれていた
ボルヌ（Elisabeth Borne）教育相とルタイヨー（Bruno Retailleau）内相が現場を視察し、被害者と学校コミュニティへの連帯を表明した。
警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。
