◎事故は首都アムステルダムの東方約130キロに位置する河川の橋梁工事現場で発生した。
オランダ東部の橋梁工事現場で事故があり、作業員2人が死亡、2人が負傷した。地元メディアが21日に報じた。
それによると、事故は首都アムステルダムの東方約130キロに位置する河川の橋梁工事現場で発生。大きな部材をクレーンで吊り上げている最中に発生したという。
公共放送BNNは関係者の話しとして、「重さ数十トンの部材を2つのクレーンで吊り上げてから数分後にアーチ全体が大きく揺れ、4人が巻き込まれたと別の作業員が消防に通報した」と伝えている。
現場で事故対応に当たった自治体職員はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「作業員2人が死亡、2人が負傷し、病院に搬送された」と書き込んだ。
それ以上の詳細は明らかになっておらず、警察が現場を封鎖し、捜査している。
一部のメディアはクレーンの釣りワイヤーが破断したと報じている。
BNNによると、国内の橋梁工事で死傷事故が発生したのは10数年ぶりだという。