◎事故は首都アムステルダムの東方約130キロに位置する河川の橋梁工事現場で発生した。
2024年2月20日/オランダ・アムステルダムの東方約130キロ、橋梁工事現場(AP通信)

オランダ東部の橋梁工事現場で事故があり、作業員2人が死亡、2人が負傷した。地元メディアが21日に報じた。

それによると、事故は首都アムステルダムの東方約130キロに位置する河川の橋梁工事現場で発生。大きな部材をクレーンで吊り上げている最中に発生したという。

公共放送BNNは関係者の話しとして、「重さ数十トンの部材を2つのクレーンで吊り上げてから数分後にアーチ全体が大きく揺れ、4人が巻き込まれたと別の作業員が消防に通報した」と伝えている。

現場で事故対応に当たった自治体職員はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「作業員2人が死亡、2人が負傷し、病院に搬送された」と書き込んだ。

それ以上の詳細は明らかになっておらず、警察が現場を封鎖し、捜査している。

一部のメディアはクレーンの釣りワイヤーが破断したと報じている。

BNNによると、国内の橋梁工事で死傷事故が発生したのは10数年ぶりだという。

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