◎小型飛行機シラースSR20は20日に消息を絶ち、北部の町プーラ郊外の森林で残骸が見つかった。
クロアチアの空港、セスナ機(Getty Images)

クロアチアの警察当局は21日、北部地域で消息を絶った小型飛行機の残骸を発見したと発表した。

クロアチア国営放送(HRT)によると、小型飛行機シラースSR20は20日に消息を絶ち、北部の町プーラ郊外の森林で残骸が見つかったという。

この機体に乗っていた人の数は明らかになっていない。地元警察は山岳救助隊と連携した捜索活動を行い、森林で残骸を発見した。

HRTは関係者の話しとして、「残骸はプーラ郊外で見つかったものの、乗員の安否は不明」と伝えた。

それによると、飛行機はスロベニア北東部マリボルを離陸し、クロアチアのアドリア海沿岸に向かって飛行していたという。

警察は残骸が見つかった地点周辺で捜索を続けるとしている。

同国では3月末に北部イストリア半島の空港近くに小型飛行機が墜落し、乗員2人が死亡している。

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