◎少年は市内の小学校に銃器を持って侵入し、38歳の副校長に向けて発砲した。
ボスニア・ヘルツェゴビナ、首都サラエボ(Getty Images)

ボスニア・ヘルツェゴビナ北東部の工業都市トゥズラで14日、13歳の少年が小学校の校舎内で男性教師を銃撃し逮捕された。地元警察が明らかにした。

それによると、少年は市内の小学校に銃器を持って侵入し、38歳の副校長に向けて発砲したという。

警察は声明で「男性は重傷を負い、市内の病院で治療を受けている」とし、加害者の少年を現行犯逮捕したと明らかにした。

警察は少年に関する情報を何も発表していないが、一部の地元メディアは関係者の話しとして、「この少年は今年初めに退学処分を受けた」と報じている。

それによると、少年は手に負えない行動で補導されたことがあるという。

それ以上の詳細は明らかにされていないが、トゥズラのある地方議員はフェイスブックに、「この少年は退学になった復讐をすると友人に示唆していたようだ」と書き込んでいる。

この議員は知り合いの話しを引用し、「警察は先月下旬にこの少年が何かしらの事件を起こす可能性があると連絡を受けていた」と述べている。

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