ドイツ・ベルリンでLGBTプライドパレード、数万人参加
参加者はLGBT運動の象徴であるレインボーフラッグなどを掲げ、全世界のLGBTQ+(性的少数者)の権利を保障するよう求めた。
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ドイツ・ベルリンで26日、欧州最大規模のLGBTQプライドパレードが開催され、数万人が市内を練り歩いた。
参加者はLGBT運動の象徴であるレインボーフラッグなどを掲げ、全世界のLGBTQ+(性的少数者)の権利を保障するよう求めた。
米フロリダ州マイアミから参加したという男性はAP通信の取材に対し、「これは団結であり、友情であり、愛である」と語った。
このパレードは1969年に米ニューヨーク州のクリストファー・ストリートにあるゲイバー「ストーンウォールイン」で警察の摘発をきっかけに起きた自発的な街頭蜂起を記念している。
参加者はブランデンブルク門の前を通過後、LGBT文化の拠点であり、ナチスによって迫害・殺害されたLGBTQ+の人々を記念する記念碑があるノレンドルフ広場を通り、中心部の広場に戻った。
ドイツ通信社(dpa)によると、このパレードに反対する右翼30~50人と警察がにらみ合いになったという。
dpaは関係者の話しとして、「右翼のリーダーを含む少なくとも6人が武器を所持したり、憲法で禁じられているシンボルを掲げたとして逮捕された」と伝えている。