◎事件はアムステルダム北部で2021年5月19日に発生した。
オランダ、アムステルダムの路地(Getty Images)

オランダ地裁は3日、首都アムステルダムで1450万ユーロ相当の貴金属を盗み、警察と銃撃戦を演じた強盗団に懲役2~15年の実刑判決を言い渡した。

事件はアムステルダム北部で2021年5月19日に発生した。

強盗団は貴金属を積んだ装甲車を襲い、逃亡。パトカーと激しいカーチェイスを演じ、町の中で自動小銃を乱射し、市民を恐怖に陥れた。

強盗団のうち5人は銃撃戦の末に。その後、3人が強盗を支援したとした逮捕された。警察は自動小銃を乱射したとされる男1人をその場で射殺した。

強盗団の身元は個人情報保護法により公表されていない。

警察は強盗団が奪った貴金属の大半を回収したが、400万ユーロ以上がいまだに行方不明である。

車からパトカーに向けて発砲した39歳の男には懲役15年、銃を乱射したとされる男には懲役12年が言い渡された。

45歳の男は強盗を計画・調整したとして懲役15年。残り5人には2~10年が言い渡された。

スポンサーリンク