ポーランドでまた学校襲撃、3人負傷、1週間で3件目、模倣犯やネット上の脅威に懸念
事件が起きたのは、ワルシャワ市内にある私立の高等教育機関。土曜日も開校しており、被害者らが事務室に書類を提出していた際に襲われた。警察によると、容疑者と被害者に面識はなかった。
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ポーランド・ワルシャワの教育施設で10日、襲撃事件が発生し、女性が3人を負傷、容疑者が逮捕された。警察によると、17歳の少女2人と24歳の女性が攻撃を受けた。いずれも生命に別条はなく、警察が容疑者を現行犯逮捕した。1週間足らずで3件目となる学校襲撃で、学校の安全を巡る懸念が急速に高まっている。
事件が起きたのは、ワルシャワ市内にある私立の高等教育機関。土曜日も開校しており、被害者らが事務室に書類を提出していた際に襲われた。警察によると、容疑者と被害者に面識はなかった。
警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。
1件目と2件目の事件は7日と8日に発生した。7日の事件は北東部オストロウェンの職業訓練校で19歳の生徒が鋭利な刃物を使って同級生や教員、通行人らを襲い、9人を負傷させた。容疑者は現場から逃走したものの、近くで逮捕された。翌8日には、ワルシャワの北東約50キロに位置する学校で、15歳の元生徒が用務員の女性を殺害し、学校関係者2人にケガを負わせた。
相次ぐ事件を受け、警察は全国規模で警戒を強化。10日までに76人を拘束し、約5万校を点検したと発表した。拘束された人々には、ナイフを所持して学校に来た未成年者や、インターネット上で刃物の写真を投稿したり、同級生や学校への襲撃を予告したりした人物が含まれる。
事件が連続したことで、攻撃が組織的に計画されたのではないかとのうわさも広がった。インターネット上では「血の金曜日」と呼ばれる新たな襲撃への警告が拡散し、9日には全国59校が予防措置として授業を中止した。
政府は学校襲撃を促すオンライン上の「企画」が存在するとの情報を確認しておらず、各事件が連携していたことを示す証拠も見つかっていない。
警察は学校への巡回や警備を強化し、危機対応訓練も進める方針だ。トゥスク(Donald Tusk)首相は有害なオンラインコンテンツを規制する法整備の必要性を訴えている。
