◎2機は14日、ドイツでの給油任務から帰還中、北東部ムルト・エ・モゼル郊外に墜落した。
フランス空軍の戦闘機ラファール(AP通信)

フランス空軍の戦闘機ラファール(Rafale)2機が空中で接触、墜落した事故について、国防省は15日、2人の死亡を確認したと発表した。

2機は14日、ドイツでの給油任務から帰還中、北東部ムルト・エ・モゼル郊外に墜落した。

空軍によると、1機に搭乗していたパイロットは墜落前に脱出し、軽傷を負ったものの、命に別条はないという。

死亡が確認されたのはもう1機に搭乗していた訓練生と教官であった。地上で墜落に巻き込まれた人はいなかった。

両機が空中で接触した原因は明らかになっておらず、軍と司法による調査が進められている。

ルコルニュ(Sébastien Lecornu)国防相は14日の声明で、「救助隊がパイロット1人を発見、2人の捜索を続けている」と述べていた。

地元メディアによると、生還したパイロットは事故後すぐ救助されたが、2人の発見には数時間かかったという。

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