トルコ、アゼルバイジャンからシリアに天然ガス供給へ

アゼルバイジャンの天然ガスはトルコを経由するパイプラインを通じてシリアへ供給され、8月2日から運用を開始する予定だ。

トルコ政府は30日、トルコがアゼルバイジャンからシリアに天然ガスを供給し、同国の発電を支援すると表明した。

アゼルバイジャンの天然ガスはトルコを経由するパイプラインを通じてシリアへ供給され、8月2日から運用を開始する予定だ。

国営アナトリア通信は政府高官の話しとして、「シリアへの最初の天然ガス供給600万立方メートルは約1200メガワットの電力を生産できる」と伝えている。

また政府高官は「カタールがこの輸送プロジェクトの資金調達に協力している」と明らかにした。

トルコは昨年崩壊したアサド前政権と敵対。暫定政府を率いるシャラア（Ahmed al-Sharaa）大統領を固く支持し、同国の安定化と再建を支援している。