◎現場はイスラエルの占領下にあるゴラン高原近くの田園地帯。道路脇に置かれていた爆弾が爆発した。
シリア西部、イスラム国との戦闘で荒廃した町(Getty Images)

シリア南部ダラアの道路で爆弾が爆発し、子供少なくとも7人が死亡した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が6日に報じた。

それによると、現場はイスラエルの占領下にあるゴラン高原近くの田園地帯。道路脇に置かれていた爆弾が爆発したという。

ロシアの支援を受けるアサド政権は2018年に反対派勢力からダラアと周辺地域を奪還した。

SANAは警察関係者の話しとして、「この地域で活動している過激派が設置した地雷が爆発し、子供7人が死亡、2人が負傷した」と伝えている。

しかし、イギリスのNGOシリア人権監視団はアサド派の民兵が暗殺目的で爆弾を仕掛けたと報告した。それによると、子供少なくとも8人が死亡したという。

犯行声明を出した組織は確認されていない。

ダラアは内戦に突入した2011年の蜂起の発祥地として知られている。

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