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▽2人はイスラム聖戦の軍事部門「アルクッズ旅団」の幹部で、23年10月のイスラエルへの攻撃に参加したという。
パレスチナ自治区、イスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の戦闘員(Getty Images)

シリア当局は22日、パレスチナ自治区のイスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の幹部2人を逮捕したと発表した。

それによると、2人はイスラム聖戦の軍事部門「アルクッズ旅団」の幹部で、23年10月のイスラエルへの攻撃に参加したという。

シリア当局は5日前に2人を拘束したとしている。

イスラム聖戦は声明で、2人が理由の説明もなく逮捕されたと述べ、解放を求めた。

ロイター通信はシリア内務省職員の話しとして、「2人が拘束されたことは事実だが、理由は答えられない」と伝えている。

イスラム聖戦は23年のイスラエル攻撃でガザ地区のイスラム組織ハマスに加わった。イスラム聖戦はイランの支援を受け、シリアとレバノンに海外本部を置いていた。

昨年のイスラエルによる空爆と地上攻撃でハマス、イスラム聖戦、レバノンのヒズボラは著しく弱体化。その同盟者であったシリアのアサド(Bashar Assad)前大統領はロシアに逃亡した。

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