◎イスラエル政府はガザ紛争が始まってから1年となる7日を前に、国内全域で厳戒態勢を敷いている。
2024年10月6日/イスラエル、南部ベエルシェバ、銃撃事件が発生した現場(ロイター通信)

イスラエル南部ベエルシェバで銃撃があり、女性警察官が死亡、10人が負傷した。地元当局が6日、明らかにした。

それによると、現場は市中心部のバスターミナル。容疑者はその場で射殺された。

亡くなったのは19歳の女性警察官。その他10人が負傷し、うち1人が重傷、4人が中程度のケガで入院したという。

AP通信は当局者の話しとして、「容疑者はターミナル近くにいた治安部隊により、発砲から数秒以内に排除された」と伝えている。

容疑者の身元は明らかになっていない。

レゲブ(Miri Regev)運輸相は事件後、X(旧ツイッター)に声明を投稿。亡くなった女性警察官に哀悼の意を表し、「テロリストの家族を国外追放する時が来た」と主張した。「イスラエル領内におけるこのようなテロ攻撃を防ぐために、抑止力のある処罰を与える時が来ました」

野党党首のラピド(Yair Lapid)前首相もこのテロを「卑劣」と非難。「テロに対して厳しく行動しなければならない」とXに投稿した。

テルアビブでは先週、ナイフと銃による襲撃事件が発生し、7人が死亡、8人が負傷した。

イスラエル政府はガザ紛争が始まってから1年となる7日を前に、国内全域で厳戒態勢を敷いている。

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