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サウジ首都の国際空港で爆発、複数人負傷、運航停止、フーシ派との戦闘激化

ロイター通信によると、空港内で爆発が起き、地面に負傷者が倒れているのが確認された。
2026年10月8日/サウジアラビア、首都リヤドの国際空港(ロイター通信)

サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハーリド国際空港で10日、爆発があり、複数の負傷者が出た。当局が明らかにした。空港では運航が一時停止され、欠航や目的地変更が相次いだ。イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジへのミサイル・ドローン攻撃が激化する中、民間航空の安全に対する懸念が高まっている。

ロイター通信によると、空港内で爆発が起き、地面に負傷者が倒れているのが確認された。現場には10数台の救急車が駆け付けた。負傷者の1人はロイターの取材に対し、「空港の外を飛ぶ物体を目撃した後、出発ゲート付近の天井の一部が崩れた」と語った。当局は攻撃手段や被害の全容について調査を進めている。

今回の攻撃について、フーシ派は犯行声明を出していない。ただ、同空港では今週、すでに2度攻撃があり、計4人が死亡している。当局の早期警戒システムは今回の攻撃に先立って警報を出しておらず、防空システムが課題となっている。

航空便への影響も広がった。フライトレーダー24によると、リヤドに向かう航空機は目的地を変更するか、欠航となった。クウェート航空は空港閉鎖を理由にリヤド発着便の運航を取りやめ、エティハド航空とカタール航空も複数便を欠航した。

米国、英国、アイルランド、カナダの各大使館は10日、自国民に改めて警戒を呼び掛けた。米大使館は空港と周辺地域への立ち入りを避けるよう勧告した。トランプ(Donald Trump)米大統領はサウジ連合軍によるフーシ派への攻撃に加わる可能性について、検討すると述べた。

リヤドでは近く、エネルギー・投資関連会議が予定されている。主催者は安全確保に努め、会議を予定通り開催する方針を示した。フーシ派はサウジが支援するイエメン政府軍の攻勢を受け、サウジ領空を軍事作戦地域と位置付けて航空会社に飛行回避を求めている。

空港への攻撃が続けば、地域の軍事的緊張だけでなく、国際航空網や経済活動にも影響が広がる恐れがある。

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