◎エルサレムの中心部でパレスチナ人がバス運転手を刃物で刺し、イスラエル人男性に撃たれた。
イスラエル警察は19日、エルサレムの中心部でパレスチナ人がバス運転手を刃物で刺し、イスラエル人男性に撃たれたと発表した。
当局によると、40代のバス運転手は軽症で命に別状はないという。運転手を刺したパレスチナ人容疑者は病院に搬送されたが重体と伝えられている。
容疑者を打った男性はバスの乗客。警察はこのイスラエル人男性の情報を明らかにしていないが、バス運転手に対する攻撃は民族主義者によるものと断言した。
一方、イスラエル軍は19日未明、パレスチナ自治区からイスラエル南部に向けて銃弾が発射されたとして、ガザ地区を実効支配するイスラム過激派組織ハマスの拠点を空爆した。
パレスチナのメディアは、「大きな爆発音が複数回確認された」と報じている。負傷者は出ていない模様。
ハマスがイスラエル南部への銃撃に関与したかどうかは不明である。
イスラエル軍は先週、バイデン(Joe Biden)米大統領がヨルダン川西岸地区の訪問を終えてから数時間後にガザ地区を空爆した。