◎死傷者は確認されておらず、自治体が調査を進めている。
トルコ中部で18日、マグニチュード5.6の地震が発生し、いくつかの建物に被害が出た。
災害緊急事態対策庁(AFAD)によると、死傷者は確認されておらず、自治体が調査を進めている。
震源は首都アンカラの東方約450キロに位置するトカト県。
AFADのトカト県事務所は声明で、「2階建ての建物が大きく損壊したという情報があり、消防と警察が巻き込まれた人がいないか確認している」と明らかにした。
それによると、同県近郊の集落でレンガや木造の家屋が数棟損壊したという。この地域では余震が続いており、当局が注意を呼び掛けている。
AP通信の取材に応じた男性は、「数秒間揺れが続き、レンガが崩れた」と語った。
トルコの直下には数多くの活断層があり、地震が頻繁している。
昨年2月にトルコ南部とシリアの一部を襲ったM7.8の大地震では5万9000人以上が死亡した。