◎ネタニヤフ氏はツイッターに声明を投稿。「支援と愛に感謝する」と述べた。
イスラエルのネタニヤフ元首相(Getty-Images)

イスラエル公共放送協会Kanは5日、ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)元首相がユダヤ歴で最も神聖な日「ヨム・キプール(大贖罪日)」の最中の体調を崩し入院したと報じた。

報道によると、ネタニヤフ氏はシナゴーグでの礼拝中に胸の痛みを訴え、エルサレムの病院に搬送されたという。

Kanは関係者の話を引用し、「検査で異常はみられなかったが、経過観察中である」と報じた。

ネタニヤフ氏はツイッターに声明を投稿。「支援と愛に感謝する」と述べた。

イスラエルでは来月1日、この4年で5回目の総選挙が行われる予定だ。

今回の選挙も汚職事件で起訴されているネタニヤフ氏を中心に展開するとみられる。同氏率いる最大政党リクードは政権奪取を誓っている。

最新の世論調査によると、今回もリクードが第1党を維持する見通し。ただし、他の右派政党がネタニヤフ氏の連立に協力するかどうかは不明である。

ユダヤ教徒はヨム・キプール(大贖罪日)の最中、シナゴーグで祈り、25時間の断食を行う。

スポンサーリンク