◎授賞式のホストは、ティナ・フェイ氏(ニューヨーク会場)とエイミー・ポーラー氏(ロサンゼルス会場)が務めた。2つの会場で同時にセレモニーを行うのは今回が初めて。
2021年のゴールデングローブ賞で最も多くの賞を獲得した作品はドラマ「ザ・クラウン(原題:(The Crown)だった。
ザ・クラウンはドラマ部門の作品賞や女優賞など、計4部門を制した。
映画ではデヴィッド・フィンチャー監督の「マンク(原題:Mank)」が6部門でノミネートされたが、作品賞と監督賞は「ノマドランド(原題:Nomadland)」に譲った。
授賞式のホストは、ティナ・フェイ氏(ニューヨーク会場)とエイミー・ポーラー氏(ロサンゼルス会場)が務めた。2つの会場で同時にセレモニーを行うのは今回が初めて。
監督賞候補のノミネートは5人中3人が女性だった。受賞したのはノマドランドのクロエ・ジャオ監督。
映画部門の主演男優賞(ドラマ部門)を制したのは、マ・レイニーのブラックボトム(原題:Ma Rainey's Black Bottom)に主演した故チャドウィック・ボーズマン氏。同氏はアカデミー賞でも主演男優賞の獲得を期待されている。
受賞者および受賞作は次の通り。
映画部門
作品賞(ドラマ部門)
・ファーザー(The Father)
・マンク(Mank)
★ノマドランド(Nomadland)
・プロミシング・ヤング・ウーマン(Promising Young Woman)
・シカゴ7裁判(The Trial of the Chicago 7)
主演女優賞(ドラマ部門)
・ヴィオラ・デイビス:マ・レイニーのブラックボトム(Ma Rainey's Black Bottom)
★アンドラ・デイ:The United States Vs. Billie Holiday(原題)
・ヴァネッサ・カービー:私というパズル(Pieces of a Woman)
・フランシス・マクドーマンド:ノマドランド(Nomadland)
・キャリー・マリガン:プロミシング・ヤング・ウーマン(Promising Young Woman)
主演男優賞(ドラマ部門)
・リズ・アーメッド:サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-(Sound of Metal)
★チャドウィック・ボーズマン:マ・レイニーのブラックボトム(Ma Rainey's Black Bottom)
・アンソニー・ホプキンス:ファーザー(The Father)
・ゲイリー・オールドマン:マンク(Mank)
・タハール・ラヒム:モーリタニアン(The Mauritanian)
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
★続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(Borat Subsequent Moviefilm)
・ハミルトン(Hamilton)
・ミュージック(Music)
・パーム・スプリングス(Palm Springs)
・ザ・プロム(The Prom)
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
・マリア・バカロワ:続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(Borat Subsequent Moviefilm)
・ケイト・ハドソン:ミュージック(Music)
・ミシェル・ファイファー:フレンチ・エグジット(French Exit)
★ロザムンド・パイク:アイ・ケア・ア・ロット(I Care a Lot)
・アニャ・テイラー・ジョイ:エマ(Emma)
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
★サシャ・バロン・コーエン:続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(Borat Subsequent Moviefilm)
・ジェームズ・コーデン:ザ・プロム(The Prom)
・リン・マニュエル・ミランダ:ハミルトン(Hamilton)
・デーヴ・パテール:どん底作家の人生に幸あれ!(Personal History of David Copperfield)
・アンディ・サムバーグ:パーム・スプリングス(Palm Springs)
外国語映画賞
・Another Round(原題)
・ラ・ヨローナ〜泣く女〜(La Llorona)
・これからの人生(The Life Ahead)
★ミナリ(Minari)
・TWO OF US(原題)
助演女優賞
・グレン・クローズ:ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌(Hillbilly Elegy)
・オリビア・コールマン:ファーザー(The Father)
★ジョディ・フォスター:モーリタニアン(The Mauritanian)
・アマンダ・サイフリッド:マンク(Mank)
・ヘレナ・ゼンゲル:この茫漠たる荒野で(News of the World)
助演男優賞
・サシャ・バロン・コーエン:シカゴ7裁判(The Trial of the Chicago 7)
★ダニエル・カルーヤ:ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア(Judas and the Black Messiah)
・ジャレッド・レト:ザ・リトル・シングス(The Little Things)
・ビル・マーレイ:オン・ザ・ロック(On the Rocks)
・レスリー・オドム・ジュニア:あの夜、マイアミで(One Night in Miami)
監督賞
・エメラルド・フェネル:プロミシング・ヤング・ウーマン(Promising Young Woman)
・デヴィッド・フィンチャー:マンク(Mank)
・レジーナ・キング:あの夜、マイアミで(One Night in Miami)
・アーロン・ソーキン:シカゴ7裁判(The Trial of the Chicago 7)
★クロエ・ジャオ:ノマドランド(Nomadland)
脚本賞
・エメラルド・フェネル:プロミシング・ヤング・ウーマン(Promising Young Woman)
・ジャック・フィンチャー:マンク(Mank)
★アーロン・ソーキン:シカゴ7裁判(The Trial of the Chicago 7)
・フローリアン・ゼレールとクリストファー・ハンプトン:ファーザー(The Father)
・クロエ・ジャオ:ノマドランド(Nomadland)
作曲賞
・マンク(Mank)
・ミッドナイト・スカイ(The Midnight Sky)
・この茫漠たる荒野で(News of the World)
★ソウルフル・ワールド(Soul)
・テネット(Tenet)
主題歌賞
・Fight for You:ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア(Judas and the Black Messiah)
・Hear My Voice:シカゴ7裁判(The Trial of the Chicago 7)
★Io Si (Seen):これからの人生(The Life Ahead)
・Speak Now:あの夜、マイアミで(One Night in Miami)
・Tigress & Tweed:The United States Vs. Billie Holiday(原題)
アニメ映画賞
・ザ・クルーズ ア・ニュー・エイジ(The Croods: A New Age)
・2分の1の魔法(Onward)
・フェイフェイと月の冒険(Over the Moon)
★ソウルフル・ワールド(Soul)
・ウルフウォーカー(Wolfwalkers)
テレビドラマ部門
作品賞(ドラマ部門)
★ザ・クラウン(The Crown)
・ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路(Lovecraft Country)
・マンダロリアン(The Mandalorian)
・オザークへようこそ(Ozark)
・ラチェッド(Ratched)
女優賞(ドラマ部門)
・オリビア・コールマン:ザ・クラウン(The Crown)
・ジョディ・カマー:キリング・イヴ(Killing Eve)
★エマ・コリン:ザ・クラウン(The Crown)
・ローラ・リニー:オザークへようこそ(Ozark)
・サラ・ポールソン:ラチェッド(Ratched)
男優賞(ドラマ部門)
・ジェイソン・ベイトマン:オザークへようこそ(Ozark)
★ジョシュ・オコナー:ザ・クラウン(The Crown)
・ボブ・オデンカーク:ベター・コール・ソウル(Better Call Saul)
・アル・パチーノ:ハンターズ(Hunters)
・マシュー・リース:ペリー・メイスン(Perry Mason)
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
・エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)
・ザ・フライト・アテンダント(The Flight Attendant)
・THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語(The Great)
★シッツ・クリーク(Schitt's Creek)
・テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく(Ted Lasso)
女優賞(限定、アンソロジー、テレビ向け映画部門)
・ケイト・ブランシェット:ミセス・アメリカ(Mrs. America)
・デイジー・エドガー・ジョーンズ:ふつうの人々(Normal People)
・シラ・ハース:アンオーソドックス(Unorthodox)
・ニコール・キッドマン:THE UNDOING(原題)
★アニャ・テイラー・ジョイ:クイーンズ・ギャンビット(The Queen's Gambit)
男優賞(限定、アンソロジー、テレビ向け映画部門)
・ブライアン・クランストン:Your Honor(原題)
・ジェフ・ダニエルズ:ザ・コミー・ルール(The Comey Rule)
・ヒュー・グラント:The Undoing(原題)
・イーサン・ホーク:The Good Lord Bird(原題)
★マーク・ラファロ:ある家族の肖像(I Know This Much Is True)
作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)
・ふつうの人々(NormalPeople)
★クイーンズ・ギャンビット(The Queen's Gambit)
・Small Axe(原題)
・The Undoing(原題)
・アンオーソドックス(Unorthodox)
女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)
・リリー・コリンズ:エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)
・ケイリー・クオコ:ザ・フライト・アテンダント(The Flight Attendant)
・エル・ファニング:THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~(The Great)
・ジェーン・レヴィ:ゾーイの超イケてるプレイリスト(Zoey's Extraordinary Playlist)
★キャサリン・オハラ:シッツ・クリーク(Schitt's Creek)
男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)
・ドン・チードル:Black Monday(原題)
・ニコラス・ホルト:THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~(The Great)
・ユージン・レヴィ:シッツ・クリーク(Schitt's Creek)
★ジェイソン・サダイキス:テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく(Ted Lasso)
・ラミー・ユセフ:ラミー 自分探しの旅(Ramy)
助演女優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)
★ジリアン・アンダーソン:ザ・クラウン(The Crown)
・ヘレナ・ボナム・カーター:ザ・クラウン(The Crown)
・ジュリア・ガーナー:オザークへようこそ(Ozark)
・アニー・マーフィー:シッツ・クリーク(Schitt's Creek)
・シンシア・ニクソン:ラチェッド(Ratched)
助演男優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)
★ジョン・ボイエガ:Small Axe(原題)
・ブレンダン・グリーソン:ザ・コミー・ルール(The Comey Rule)
・ダニエル・レヴィ:シッツ・クリーク(Schitt's Creek)
・ジム・パーソンズ:ハリウッド(Hollywood)
・ドナルド・サザーランド:The Undoing(原題)