◎竜巻は北部ゴナイブ郊外の集落近くで21日に発生。300世帯以上が住居を失った。
ハイチ北部で竜巻が発生し、50人以上が負傷、200棟以上の家屋が倒壊した。国連人道問題調整事務所(OCHA)が22日、明らかにした。
それによると、竜巻は北部ゴナイブ郊外の集落近くで21日に発生。300世帯以上が住居を失ったという。
OCHAのハイチ事務所は声明で、「負傷した50人のうち少なくとも10人が重傷とみられ、市内の病院に緊急搬送された」と明らかにした。
また同事務所は地元の保健当局と赤十字が現場で対応に当たり、被害状況を確認していると述べた。
気象台によると、北部地域以外でも23日午前にかけて大雨が予想されており、洪水や土砂崩れのリスクが高まっているという。