◎チリは太平洋で最も地震が発生しやすい地域のひとつであり、何度も大地震に見舞われている。
チリ、首都サンティアゴ(Getty Images)

チリ南部沖で8日、マグニチュード6.2の地震が発生した。負傷者や被害の情報はない。

米地質調査所(USGS)によると、地震は8日の現地時間午前6時37分に発生。震源地は南部コクランの西北西約278キロの地点。震源の深さ10キロ。津波は観測されなかった。

コクランはパタゴニア地方の町。人口は約3000人。

チリ当局は少なくとも1~2週間、同程度の地震が発生する可能性があるとして、状況を注視するとしている。

チリは太平洋で最も地震が発生しやすい地域のひとつであり、何度も大地震に見舞われている。2010年に発生したマグニチュード8.8の地震ではその後の津波で526人が死亡した。

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