◎パキスタンの雨季は7月から9月まで続く。
パキスタン北部で大雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも13人が死亡、7人が負傷した。地元当局が23日、明らかにした。
それによると、北西部カイバル・パクトゥンクワ州と北部ギルギット・バルチスタン地域で被害が拡大したという。
カイバル・パクトゥンクワ州ではこの2日間で9人の死亡が報告されている。
ギルギット・バルチスタン地域の郊外では大規模な土砂崩れが発生し、家族4人が死亡した。
国家防災管理庁(NDMA)によると、カイバル・パクトゥンクワ州では家屋少なくとも74戸が被害を受けたという。被害の全容は明らかになっておらず、当局が調査を進めている。
同州政府は一部地域に非常事態を宣言し、住民に身の安全を守るよう呼びかけている。
パキスタンの雨季は7月から9月まで続く。
NDMAの統計によると、6月25日以降の大雨関連による死亡者の数は101人に達し、そのうち42人が子供だという。(7月23日時点)