ハリケーン・ポロ、メキシコ北西部に再上陸、バハカリフォルニア半島で大雨、冠水被害も
ポロは上陸前、バハカリフォルニアスル州をカテゴリー2の勢力で通過した。
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ハリケーン・ポロが29日、メキシコ北西部ソノラ州に上陸した。ポロはその前にバハカリフォルニア半島南部を通過し、大雨や強風によって道路の冠水や倒木などの被害をもたらした。ソノラ州当局は沿岸部の複数自治体に避難を指示し、地元メディアによると、少なくとも543人が避難所に身を寄せている。
米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ポロの勢力はソノラ州に到達した時点でカテゴリー1、最大風速は35メートル。ポロは陸地を進むことで急速に勢力を弱めると予想されているが、ソノラ州南部・中部では100~150ミリ、局地的には200~300ミリの大雨が見込まれ、洪水や土砂災害への警戒が続いている。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
ポロは上陸前、バハカリフォルニアスル州をカテゴリー2の勢力で通過した。強風によって樹木が倒れ、道路が冠水するなどの被害が発生したが、同州政府によると、29日時点で死者は確認されていない。同州では約700人が避難所に身を寄せている。当局は安全が確認された地域から住民を帰宅させるとしている。
メキシコ海軍は被災地域への支援として、食料約2000箱、飲料水8000リットルなどを輸送した。ポロによる人的被害は現時点で確認されていないものの、洪水や土砂災害による住宅への被害など、警戒が続いている。
また、ポロがもたらした湿った空気はメキシコ国内にとどまらず、米国南西部や南部平原にも流れ込む可能性がある。米国立気象局(NWS)は29日、ポロの水蒸気によって米国でも大雨や洪水が発生する可能性があると警告した。
