◎政府は熱中症と山火事に注意するよう呼びかけている。
フランスの気象当局は3日、パリの最高気温が36度に達し、今後数日はうだるような暑さが続くと発表した。
パリ当局は住民に日中の外出を控え、水分と塩分をこまめに補給するよう呼びかけている。
イル・ド・フランス県は水不足が続いているとして、住民に水の使用を控えるよう求めた。
AFP通信によると、パリの湿度は地方都市に比べると高く、「熱帯雨林のようにジメジメしている」という。
あるパリジャンはツイッターに「湿度2000%」と投稿し、「ひと思いに殺せ!」と叫んだ。「暑い暑い暑い!」
公共放送局フランス・テレビジョンによると、アフリカ北部の熱波が仏東部に広がり、3日午後の時点で27の県が高温警戒アラートを発令しているという。
南部でも猛暑が続き、最高気温が40度に達するところもあった。
予報官によると、今回の暑さは3日にピークを迎え、4日以降は落ち着くものの、数日は最高気温30度以上が続くとみられる。
政府は熱中症と山火事に注意するよう呼びかけている。
一方、南部ガール県の郊外で発生した山火事は今週ほぼ鎮火した。消防当局は乾燥が続く地域のパトロールを継続し、花火やバーベキューを控えるよう呼びかけている。