◎米国の山火事シーズンは通常、10月末頃まで続き、11月に入ると落ち着くことが多い。
米カリフォルニア州ロサンゼルス東部の複数の地点で山火事が発生し、この24時間で250エーカー(東京ドーム20個分)が焼失した。消防が29日、明らかにした。
それによると、全体の鎮火率は0%で、一部地域の市民に避難準備を進める勧告が出ている。死傷者の情報はない。
避難勧告が出ている地域はカリフォルニア州60号線の北側、リバーサイド郡とサンバーナーディーノ郡境の南側、フォンタナの西側など。
州消防局は声明で、「消防車、消防ヘリ、地上部隊、ブルドーザーなどが現場で対応に当たっている」と述べた。
米国の山火事シーズンは通常、10月末頃まで続き、11月に入ると落ち着くことが多い。
今年は11月に入っても季節外れの高温と乾燥が続き、山火事の発生リスクが高い状態が続いていたが、今週に入ると気温が急激に下がり、多くの山火事が鎮火した。