◎医療機関、公共交通機関、老人ホームなどでは引き続きマスクの着用が必要だ。
2023年2月20日/台湾、台北のスーパーマーケット(Chiang Ying-ying/AP通信)

台湾当局は20日、屋内におけるマスク着用義務を一部緩和すると発表した。

中央流行感染症指揮センター(CDC)は「レストラン、食料品店、オフィスなどでは個人の判断でマスクを外すことができる」としている。

ただし、医療機関、公共交通機関、老人ホームなどでは引き続きマスクの着用が必要だ。

学校は来月から2回に分けて規則を緩和するとしている。

CDCは昨年末、屋外でのマスク着用義務を廃止した。

しかし、台北の繁華街やオフィス街ではまだ多くの人がマスクを着用しているようだ。

台北の食料品店で地元テレビ局の取材に応じた女性は、「マスク生活に慣れてしまったので、屋内で必ず着用するようにしている」と語った。

中華電視公司(CTS)が最近行ったアンケートによると、回答者の9割が屋外でのマスク着用義務廃止に賛成する一方、8割が「廃止後も自分の判断で必要に応じて屋外でマスクを着用する」と回答したという。

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